「ボンネットの一部分が色が変わってきて、ポロポロとめくれてきてるんで、一度見てもらえないでしょうか?」というお問い合わせを頂き、ご来店頂くと、下記の写真のようにボンネットのクリアが剥がれてきている状態でした。

 この状態は年数が経過していくと共に、表面のクリアが劣化していき、このような現象が起きてしまうのです。

どれぐらいから出だすかというと、平均10年ぐらいかと思います。保管状況などにもよって異なってきますがね。ちなみに今回の車はH16年の車でした。 

このような現象が起こりやすいパネルは、やはり、太陽など一番当たる場所、ルーフ(天井)や今回のボンネットとなってきます。

このような事を防ぐには一般的にはコーティングがおススメで、コーティングの膜をはることにより、クリヤーへのダメージを軽減します。

なんですが、新車のうちは、大事にという思いで、コーティングをされる方も多いのですが、中古で購入したり、年数が経過とともに、この気持ちが衰え、知らず知らずとともに、ボンネット・ルーフにクリヤーハゲが生じてきます。

このようになった場合、再塗装か同色のリサイクル部品(中古部品)での交換が主な作業方法になってきます。今回はリサイクル部品を使っての作業でした。

作業前
下記の各写真、にクリヤー剥げが
   あるのがハッキリとわかりますね?
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作業後
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同色のボンネットを交換して作業完了です。
「安くすむ案をだして頂き、
  本当にありがとうございました。」とお言葉を頂きました。

今回修理金額は28,000円でした。
ちなみに再塗装の作業の場合65,000円前後はかかってきます。
作業日数は半日です。
(これは部品入ってからの作業日数です。)
車はトヨタのパッソです。
色はシルバー(ゴールドシルバーぽいかな)で、カラー番号はT17です。
※今回のようにリサイクル部品(中古部品)を使っての作業の場合、物やキズなのどの度合いによって金額が異なってきますので、上記の値段は参考程度にお考えください。